2016年8月20日土曜日

「廓噺山名屋浦里」泣いた!



「山名屋浦里」 よかったー!




中村屋!




これは、中村屋の代表作になるんじゃないですか~!


もう一回見たいくらいです。



ほんま、ええ話やったわ~!!


人情話、大好き!



途中、どうして大阪弁?

無理やりの設定?

って、最初思ったんですけど、最後に謎が解けました。

なるほど、そういうことだったんですね。



鶴瓶さんの息子さんは、

流石に大阪弁ネイティブで、それはよいのですが、

セリフが聞き取りにくい箇所がいくつかありました。

三階だったからかしら。



特に、勘九郎さんとの対話のときに、

聞きやすさの差が明確でありんした。

がんばれー!




勘九郎さんは、もうぴったりのお役!

実直さがとってもよく出ていて!

こういう真面目な男に惚れるんですよ~




そして、七之助さん、最高でした。

まず、美しい。

吉原一の花魁となると、

やっぱり、美しい役者さんが演らないと

リアルに感じられません。





七之助浦里はホントにきれいだった。



今日は、中村屋らしいお芝居が見れてよかったなあ。

私の中での「中村屋らしい」っていうのは、

人情あふれる舞台っていうことなんです。



勘三郎さんも、きっと、とっても喜んでるんじゃないかしら。




彌十郎さんの嫌な奴っぷりも、扇雀さんもよかったし。



あ、そうそう、彌十郎さんの秋山の贔屓の花魁、かわいい~

あれ、鶴松くんだよね~、そうだよね~?

って思いながら見ていて、鶴松君のツイッターで確かめたら

やっぱりそうでした。 → 


それから、浦里付きの禿は金太郎君だよね?

って思って見てたんですが、確かめたら → 

そうではなくて、扇雀さんの部屋子さんでした。



こちら新作歌舞伎なので、

全部、一から作ったものですが、

舞台転換がとってもよかったです。

音楽もよかったなあ。

花火もね。


浦里と酒井の見染の場面もすてきでした。



ああ、ほんと、いいお芝居だった~。




もし、これから二部の幕見並ぼうという方がいらしたら、

ぜひ、三部も続けて見たほうがいいですよ~

絶対にオススメです!

【追記】すみません、二部と三部の幕見はいっしょには買えないとのこと。「東海道中膝栗毛」を見終わってjから「浦里」に並び直して買う必要があるそうです。


歌舞伎初心者の人にも、

学生さんの歌舞伎鑑賞教室にも、オススメ!


学生にはこういう、いい話の歌舞伎を見てほしいなあ。





今日は、とってもいい気分で歌舞伎座を後にしました。



中村屋ありがとう!







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