猿之助さん、海老蔵さんを中心とした座組み。
二部制です。
私は二部制も三部制も、時間配分としては
それぞれよいと思いますけど、
気になるのは、お値段設定。
六月の三部制のお値段もそうですが、
この不景気&デフレ傾向に反して、
歌舞伎座のチケット代は値上がりし続けています。
10年前、2006年の七月大歌舞伎のお値段と比べると、
こんなに値上がりしてます。
1等席 15,000円 → 18,000円
2等席 11,000円 → 14,000円
3階A席 4,200円 → 6,000円
3階B席 2,500円 → 4,000円
1階桟敷席 17000円 → 20,000円
明らかに、時代に逆行しています。 当時の演目→ ★
10年前は、3階B席2500円だったんですね! 魅力的!
99%の貧困層と1%の富裕層というのは、
最近よく、いわれることですが、
1%の人だけに観に来てほしいというのであれば、
これから、人口が減るにつれて、
一等、二等席の空席は増えるいっぽうでは?
簡単に18,000円出せる人ってどれだけいるのかしら。
それに、歌舞伎座のお席って、
千鳥配列ではなく、前の人と頭がかぶってしまう配列。
しかも、1階席は、
傾斜がゆるいから、前の人の座高が高いと舞台が見えない。
それなのに、
1階最前列も16列も、お値段は同じです。
博多座では、リニューアルしてから、
2階席のA席を3列目までに減らしましたよ~
残りはB席。英断ですよね!
一方、歌舞伎座の2階席は、
7列目までが一等席。
つまり、1階最前列と2階7列が同じお値段!
これはあんまりじゃないでしょうかね。
2階席は4列目~7列は二等でいいんじゃなかしら。
そして、二等席は、10年前の値段に戻す。
それと、上手と中央と下手のお値段が同じというのもね。
上手の35番~43番も二等でいいんじゃないかしら。
それで、今の二等席は三等席ということにすればいい。
三等席は三階A席と同じ値段にして。
歌舞伎にもっとお客さんが来てほしいんだったら、
お席の値段設定を見直して、かつ、
一階席のお席を千鳥配列に直したらよいと思うのですが。
それから、学生料金の導入もぜひ!
検討していただきたいものです。
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