六月大歌舞伎も残すところ1週間となりました。
第一部の幕見の発売は10時半からということで、
30分前に行けば座れるかなと予想して、
10時を目指して家を出ました。
予定していた電車より一本前に乗れて、
10時5分前に歌舞伎座に着いたところ、
ギリギリセーフ!
電車一本遅かったら、立ち見だったところです!
よかった~。
この回の一幕見は、立ち見席もいっぱいでした。
私が並んでいた時間帯は、すごしやすい気温で、
立って待っていても、暑さは苦になりませんでしたが、
来月、幕見に並ぶのは、ちとキツイかもしれませんな~。
七月の「荒川の佐吉」、
幕見にするか、三階席にするか、迷ってまーす。
幕見した、「渡海屋」と「大物浦」は、初見でした。
ちなみに、「大物浦」は、
”おおものうら”、じゃなくって、”だいもつのうら”って読むんですね。
こちら、どうしても観たいという演目ではなかったのですが、
有名な古典なので、一度は見ておいたほうがよいかしらとも思い、
どうせ見るなら、吉右衛門さんのものか、
あるいは、澤瀉屋の出てるときがいいかな、と。
で、今回は、タケル君が初舞台で、
猿之助さんも初役でしたので、観ておくことにしました。
これは、初日に1階で撮ったものです。
四階にはこのようなものは、なく、さみしいですわ。
さて、
噂どおり、
タケル君よかった~!
タケル君の安徳帝は、
ほっぺぷっくらで、もう可愛すぎます!!!
ニュース画像貼らせてもらいますね。
ほとんど出ずっぱりの2時間、
じっと、よい子にしていて、
セリフもよく通って、
もー、ほんと、立派でした!
右近さんも、さぞや嬉しいことでしょう!
見にいってよかった~。
タケル君の初舞台!
猿之助さんは、
何を演っても猿之助の味が出るところが、
いいなあと、思いました。
女形の四代目のキリリとした表情
が見れてよかったです。
初役とは思えないような、余裕の舞台でした。
相変わらず、手ぬぐいの扱いと裾さばきが美しかったです。
一方、
女房たちが、飛び込んで入水するために段を上がるとき、
あれ、どう見ても、男の上がり方(笑) 面白かった!
全員外またで! 裾、長いですもんね。
四代目が上がったときは、そんなことはまったくなく!
上品で美しいお局様の上がり方でした。
流石です!
っていうか、当たり前ですよね、なんちゃって。
皆さんがおっしゃるように、
幕見席からは、船も、碇を持ち上げたときの碇も
見ることはできませんでしたが、
そいういうものとして見にいったのでOKです。
猿弥さんの法螺貝、
短かったですが、ちゃんと鳴ってました。
法螺貝って、小さなものでも、
吹いて鳴らすのとっても大変なんですよ!
それを知っているので、
あんなに巨大な法螺貝を鳴らすことが
できるなんで、猿弥さん凄いと思いました。
いくら難しくっても、
吹き替えじゃなくって、ご自分でっていう、
心意気がいいですよね!
猿弥!
猿四郎さんと、弘太郎さんが
出てらしたのは、大サービスでしょうか。
猿三郎さんも出てらっしゃいましたね。
澤瀉屋のことばっかりになりましたが、
今日はこの辺で、
「さよりなら!」
あ、やっぱり、言っちゃいました(笑)
言いたくなりますよね(笑)
■追記
奥座敷からの猿之助さんが雀右衛門さん生き写し
なんですって。絶賛されてまする。→ ★
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