迷いに迷った末に、「すし屋」だけ幕見して
猿之助さんのお里を見ようと計画していたのですが、
結局、並ぶのがおっくうになってしまって、
三階で見ることにしました。
四代目のお里は「独特の面白み」がありました。
猿三郎さんがブログで
お里の着物のお話をされていて、→ ★
なるほどそうか、と。
私、黄八丈、好きなんです。
予習として見た雀右衛門さんのお里は、
はて、どちらの着物だったやらと
動画をもう一度確かめてみたら、
同じく、黄八丈でした~。
ちなみに、手ぬぐいを畳む場面、
雀右衛門さんはひざにつけて畳んでましたが、
猿之助さんは宙で畳んでました。
ふくさを畳むような感じで。
布の扱いや、着物の裾さばきが、きれいでした。
着物といえば、
染五郎さんの弥助の、
よろけ縞の着物、水色とピンクの袖なしの羽織も
とってもステキでした。
「すし屋」は初見です。
前の「木の実」、「小金吾討死」もそうです。
幸四郎さんが主役の歌舞伎を見たのも今日が初めてです。
秀太郎さん、相変わらず可愛らしかったです。
松也さん、よかったです。
ああいうお役は女形の経験が活きるのかしら。
立ち回りは、縄を使った場も含め、
もったり感がありました。
もっとスピーディーにしたほうがよいのではないかしら。
権太の父の、
~子を殺す親など世の中に自分一人しかいない~
といったような科白が印象的でした。
今の時代は、そういう親はたった一人じゃない、
という意味で、印象的でした。
いくら頭にきたからといって、
子を殺してはいけない。
我慢していたら、権太の悲劇は起こらなかったですものね。
今日は、平日の午後にもかかわらず、
男性率がとっても高かったです。
どうしたことでしょう?
「いがみの権太」 は男性に人気?
今夜は、藤山直美X香川照之 Switchの再放送を見ま~す。
|
にほんブログ村ランキング