「阿弖流為」を見終わってから、
フツーの歌舞伎が恋しくなって、並んでしまいました。
歌舞伎座の幕見。
4時から並んで、「怪談 牡丹燈籠」79番でした。
椅子席は90席なので、かろうじて座れました。
販売時間の4時45分にはこうなってました。
土曜日だからかな。それとも、ずっとこのような状態なのでしょうか。
昼の部はもっと凄いことになっているようですが。
「怪談 牡丹燈籠」は初見です。
おかしくて(何度も笑っちゃいました)、悲しくて、考えさせられる話でした。
二幕目のお峰が切ない。
昼の部でもそうでしたが、中車さんが違和感なく自然に観れました。
思いがけずとってもよかったです。
お似合いの夫婦でした~。
とっても夫婦愛を感じました。
玉三郎さん、偉大です! 玉三郎さんで見れてよかった~。
「ちゅう ちゅう たこかいな~」(笑)
演じるほうとしたらドキドキものですよね。
それから、お楽しみの猿之助さん、
もうちょっと長く出て欲しかった(笑)
でも、一回だけじゃなくてよかったです!
ただ、噺の役の切り替えが、声や話し方が同じようだったので、
イマイチわかりずらかったのが残念でしたよ~。
もう一つのお楽しみの海老蔵さんは、
玉三郎さんのアドリブ、毎回違うみたいですね。
海老蔵さん、今月は昼夜大役なので、
この役で息抜きしているらしい。
お露と新三郎は、どなたかわからなくて、
終わってからチラシを見たら新三郎が九團次さんでした。
弘太郎さんは、今月、昼と夜の出番と出番の間が
なんと8時間もあって大変なようですが、
私としては夜でも見れてよかったです。
お露は玉三郎さんのところの坂東玉朗さんとのことでした。
4階2列中央からの眺めです。
とにもかくにも、ほっとした歌舞伎座でした。
歌舞伎って いいな。
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