2016年12月30日金曜日

右團次さん襲名披露公演ポスター





12月公演に大満足だったこともあって、

まだ1月の観劇モードに入っていなかったのですが、

ブログやツイッターでお稽古の様子を拝見して、

とっても楽しみになってきました。


かわいい新・右近君がんばれ~!

猿之助さんの時より下の年令での宙乗りです~!





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2016年12月28日水曜日

2016年の歌舞伎観劇ログ


今年のマイ歌舞伎観劇ログです。


1月 「芝浜」(TV)


お正月は家族で過ごすため今年も初歌舞伎はテレビでした。



2月 なし



3月 「ワンピース」(大阪松竹座)、「源氏物語」(AbemaTV)


初の大阪遠征。花道近くでボンちゃんを堪能。



4月 「ワンピース」(博多座)


初の福岡遠征。まさかの熊本地震の直後の大千穐楽。



5月 なし



6月 義経千本桜より「渡海屋」「大物浦」「いがみの権太」

   「道行初音旅」X2、「四ノ切」X2(歌舞伎座)


新しくなった歌舞伎座初の宙乗りに立ち会えて感動。

四代目の「四ノ切」が良すぎて二度見ちゃいました。

「四の切」がある第三部はチケ難でした。



7月 「柳景澤蛍火」「流星」(歌舞伎座)、
   
   「荒川の佐吉」X2 (歌舞伎座)、

   「宙乗りのドキュメント」(歌舞伎座ギャラリー)


「荒川の佐吉」がつぼで二度見ちゃいました。

四代目、猿君、みっくん、よかった~。

昼の部の四代目のお坊さん役もよかったです。

七月は海老&猿のカップリングで昼夜ともにチケ難でした。



8月 「東海道中膝栗毛」X3 (歌舞伎座)
   
   「紅翫」「嫗山姥」「権三と助十」X2 (歌舞伎座)

   「山名屋浦里」(歌舞伎座)、「獅子王」(TV)


納涼歌舞伎、熱かったなあ。

「東海道中膝栗毛」三度見ちゃいましたよ。私、馬鹿? (笑)

「山名屋浦里」すごっくよかった。再演希望!

「東海道中膝栗毛」は7月と並ぶチケ難でした。



9月 「吉野川」「らくだ」「元禄花見踊」(歌舞伎座)


一度見てみたかった「吉野川」を玉三郎さんで見れてよかった。



10月 「獨道中五十三驛 Aプロ」X2(入間、仙台)

    「獨道中五十三驛 Bプロ」(仙台)、

    「GOEMON」(新橋演舞場)


秋の巡業の初日と千穐楽に行き、

四代目のさらなる高みと、みっくんの成長に感動。 

春猿さんの歌舞伎最後の舞台、よい思い出になりました。



11月 「ワンピース」(シネマ歌舞伎)、「加賀鳶」(歌舞伎座)


やっぱり「ワンピース」はよいなと思いつつ、

演舞場での初演が遠い昔のように感じました。



12月 「あらしのよるに」X2、「吹雪峠」(歌舞伎座)

    「二人椀久」、「京鹿子娘五人道成寺」(歌舞伎座)

    「白蛇盗仙草」(TV)


大入りの第一部と第三部でした。

「あらしのよるに」二度見しちゃいました。再演を家族で見たい。

第三部の玉三郎さんの気迫が忘れられません。

今年のよい見納めになりました。



今年の自分の傾向として、

気に入ったものをリピし、迷ったものは潔く見にいかなかった。

おそらく、今後、この傾向がさらに強まるのではないかしら。



それから、

歌舞伎座の三部制は、

時間が短いので、さっと見にいけてよい反面、

三部どれも見ると結構な金額になっちゃって。

もう少し下げてもらいたいものです。



2016年、素晴らしい舞台をたくさん見ることができて大感謝です。

皆様、ありがとうございました!




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2016年12月21日水曜日

「エノケソ一代記」


歌舞伎ではないけれど、歌舞伎日記に付けておきます。




私の今年の観劇ラストは「エノケソ」でした。


切ない話だったなあ。


エノケソのエノケンが好きすぎる気持ち。

エノケソからパイナップルの話をされたときの希代子。


どちらも、求めても叶わない切なさ。




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2016年12月19日月曜日

玉三郎さんの「二人椀久」と「五人道成寺」


歌舞伎座の第三部を見に行きました。

「二人椀久」も「京鹿子娘五人道成寺」も初見です。






「二人椀久」の幻想的な世界にうっとりし、

「五人道成寺」では一足先にお正月が来たような気分に。


とっても良い気分で歌舞伎座を後にしました。


玉三郎さんの所作の一つひとつが

それはそれは美しくて。

玉三郎さんばっかり見てしまいました。


「道成寺」を見るのは七年ぶりで、

それは浅草歌舞伎だったのですが、

頑張ってはいましたが器械体操のようなものだったので、

今日は「道成寺」という作品の素晴らしさがよく理解できました。


ギリギリまで行こうか行くまいか、

迷いに迷って取った第三部のチケットでしたが、

ほんと、行ってよかったです!



最初の七之助さんの花子の美しさに見とれ、

所化たちに笑い、

二人の花子の登場で不思議な感覚に陥り。



五人の花子の構成、すばらしかったです。



玉三郎さんが舞台に出てくると、

玉三郎さんばかり見てしまいました。



烏帽子の踊りでは、

鐘を見上げる姿に息をのみました。


「恋の手習い」では、手ぬぐいがまるで

生命を宿っているかのようでした。


最後の鐘の上での

美しさと気迫に満ちた表情も忘れられません。



一番凄いなと感じたのは、

玉三郎さんの花子からは「気」が伝わってくること。



これは、玉様のファンだったら、

今月は何度でも歌舞伎座に通ってしまうことでしょう。



「五人道成寺」は歌舞伎座閉場のときにかかって、

再演を望む声が多かったので今回かかることになったとのこと。

夢のような舞台でした。





初化の亀三郎さんもよかったです。

声が通ってとっても聞きやすかった。


弘太郎さんと猿四郎さんが初化たちのセンターにいるのは、

とっても嬉しかったです。澤瀉屋!


太鼓も三味線もよかったなあ。


「五人道成寺」、最高でした。

今年最後の歌舞伎鑑賞がこれで、ほんと、よかった~!


大和屋!


歌舞伎座の十二月大歌舞伎、残り一週間です。

特に第一部と第三部、どうぞお見逃しなく!


「二人椀久」の歌詞を載せてくださっているブログ




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2016年12月17日土曜日

北鎌倉で志らくの会 らくぼ らく次 松之丞


北鎌倉お坊さんアカデミー
というのがお寺で落語会をやっているってんで、
マイファースト志らく師匠です。

鎌倉がとってもよくって。
神聖な空気。
もとひんぱんに来たいなと。
始発で行くくらいの気合を入れてもいいかも。

前座 らくぼ「時そば」
あ、うちの従弟に似てる~
真面目に取り組んでました。

松之丞「幽霊退治」
面白くない話だよと始まりましたが
面白かった~。講談って面白い。落語みたい。
昔聞いた講談とぜんぜん違った。
今日は志らく原理主義の方の集まりに・・・
っていうまくら的な話も面白かったです。

らく次「井戸の茶碗」
談春さんで聞いたのと内容がちょい違って
びっくり
そうか、話家によって話変えることあるんだ~。

志らく「富久」(とみきゅう)
千両の宝くじに当たった話。
最高でした。

寺の寄席、話家さんがすぐ近くて
よかったなあ。

また来たいな。

写真タイムもありました♪


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2016年12月16日金曜日

巳之助さんのラジオと邦楽ジョッキー藤山道山ゲスト


今日は、高橋源一郎さんのラジオのゲストとして、

巳之助さんが生放送で出演。

約1時間ほどでした。



高橋源一郎さんが、


歌舞伎役者の父と子の親子関係の深さは類まれで、

うらやましくもある、といったことを指摘されていました。


確かに!




みっくんのラジオが終わると、ちょうど

隼人君の邦楽ジョッキーが始まる時間だったので、

続けてラジオを聞きました。



今週のゲストは先週に引き続き、尺八の藤原道山さん。

スーパー歌舞伎「空を刻ム者」と「ワンピース」の舞台音楽を担当された方。



ああ、「空を刻ム者」と「ワンピース」の音楽CD出してほしいなあ、


と思いつつ、道山さんのHPのディスコグラフィーを見てみたら、

「空を刻ム者」の終曲が入ったCDがありました。♪


CDとDVDがセットになったベストアルバムです。


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2016年12月15日木曜日

「あらしのよるに」二度目


先日、「あらしのよるに」を見に再び歌舞伎座へ。

メイとガブの客席降りがどうしても見たくて~。

前回の三階正面のお席からは見えなかったので。

おかげで、すっきりした気持ちで年が越せそうです(笑)



最後、花道でのガブへの拍手が

いつまでたっても鳴り止まず。

獅童さん、それをしっかりと受け止めてくれていました。



初見のとき、わあ、板がぜんぶ緑色!

と、とってもわくわくしたのですが、

終演後、

花道のグリーンを巻き巻きして撤去しているのが見えました。

けっこう厚みがありました。



大阪弁の狼2匹は、初見のとき、

えー、何でいきなり、この二匹だけ大阪弁なんやねん?

と思いつつも、大いに受けまして、

二度目も、大変に受けました。

この役者さんたち、声もよく響いてよいのです。



声と言えば、松也さん、声がよく響きますよね。

歌舞伎役者は、「一声、二顔、三姿」といわれます。

声って大事。


松也さんには、今後、再び、女形も演ってほしいな。


お正月にTVで「狸御殿」を放送するそうなので、

それも楽しみです。



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2016年12月13日火曜日

右團次襲名披露 新春大歌舞伎 ポスター


今日は丸の内で、右近さんとタケルくんの

三代目右團次と二代目右近襲名のお練りがありました。


私はニュース動画や写真、SNSのレポを見て、ほっこりしました。


新春の襲名披露公演の画像もアップされました。




楽しみです~。


久しぶりにお着物で行っちゃおうかなあ。


演劇界の特集も楽しみです。



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2016年12月12日月曜日

12月12日の日記


録画しておいた、

染五郎さんのドキュメンタリーの再放送と、

藤間宗家の歌舞伎座での舞踊公演を見ました。



ドキュメンタリーには、

「陰陽師」の稽古風景も映っていました。

再演してくれたらよいな。


染五郎さん、あの大怪我から復活できて本当によかった。


お嬢さんがおてんばで可愛かったです。

染五郎さんが金太郎を襲名したとき(1981年)の

お写真も紹介されていました。

金太郎だった染五郎さんと、染五郎さんだった幸四郎さんと、
幸四郎だった白鸚さんも三人同時襲名だったのですね。




藤間の宗家の舞踊公演は素踊りで、

役者さんたちの表情がよく見れる貴重なものでした。

これは、永久保存版だわ。


勘十郎さんと猿之助さんの舞踊競演に、ため息でした。

ふーっ、素晴らしすぎ~。




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2016年12月7日水曜日

歌舞伎座第二部「吹雪峠」幕見


昨日は「あらしのよるに」を見終えてから、

第二部の「吹雪峠」を幕見しちゃいました。



このお芝居のことは何も知らなかったので、

事前にネットで調べたら、

シリアスバージョンとコミカルバージョンがある

とのことでした。



今回は玉三郎さんの演出とのことで、

どっちかしら~と思っていたら、

シリアスのほうでした。


全体的に照明を落としてあるので、

幕見席からだと、双眼鏡でも役者さんの表情がよく見えず。



二部を通して見る予定の方は、

幕見席ではなく、三階席で見たほうがよいかと思います。



松也さん、一部であんなに出番が多いのに、

すぐに二部にも出演で大変だなあと思いましたが、

松也ファンには嬉しいですね。



九月の歌舞伎座は「桜&桜」でしたが、

今月の歌舞伎座は「吹雪&吹雪」ですね!


演劇界の1月号は右團次さん特集で、
歌舞伎俳優カレンダーが付録に付いてきます♪

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2016年12月6日火曜日

歌舞伎座「あらしのよるに」五日目感激!




三部制の歌舞伎座十二月大歌舞伎の第一部

「あらしのよるに」を観てきました。


南座で初演後、歌舞伎「ワンピース」と共に

大谷竹次郎賞を受賞したということを聞いていたので、

少々期待していったんです。


が!!!


少々どころか、
もう、大きく期待を上回って!!!!

とーーーーってもよかったです!!!!!



迷っている方、是非ぜひ、観にいってくださいませ。

観ないともったいないですよ~。


幕間を増やせば

昼夜二部制で上演できそうな尺なのに

三部制のお値段で見れちゃいますしね。


もう一回観たいくらいです。

可能なら一階席がいいですね~。

一階席だとお楽しみがいっぱいあります~。



南座のときよりバージョンアップしているそうですが、


獅童さん!

出飛人=デイヴィッド入ってた場面があって、おかしくって!

大笑いしちゃいました。

まさしく獅童さんの歴史に

デイヴィッド前、デイヴィッド後ありですね。

納涼歌舞伎でデイヴィッドにノックアウトされた方、

ぜひとも、歌舞伎座へお運びくださいませ。



それから、松也さん。

私は松也さんがブレイクする前の

女形の松也さんが好きだったんですけど、

今回のお役は、それがとっても上手く活かされていて。

お役はオスの若ヤギなんですけどね。

かわいい草食男子の若ヤギがはまっていて。





そして、中車さん。

大立ち回りのあるお役でびっくり。

初めてじゃないですか、これほどのものは。

よく動かれていて、大見得も何度もあって。

もちろん物凄い努力をされていると思いますが、

血を感じました。



南座のときは月さんがなさってたお役ですが、

月さんバージョンも観たかったな。


中車さん以外にも澤瀉屋から何人も出ていて嬉しかったです。

猿弥さん、面白い~。「そんなに太ってるか?」ですって(笑)

猿四郎さん、狼ではなくてまさかのヤギ役で大活躍~。

笑野さん、リスのしっぽかわいい~。

猿紫さん、喜昇さん、
かわいいウサギで、一時ワンピースしてました~。

これ、澤瀉屋にハマるお芝居ですよね。





権十郎さん、萬次郎さんも、他の役者さんもよかったです。


舞台美術――装置も、ライトも、衣装も、素晴らしかったです。



それから、狼は狼らしくて、山羊は山羊らしくて。

手の形、細かい動き、ジャンプ、跳びはね方も、それらしくて。



私は絵本は読んだことがないのですが、

テーマは友情で、それはまさに私のツボでした。




参考までに、

賞を受賞したときの歌舞伎美人の記事を引用しますと、

原作のエッセンスを活かしながら、お家騒動や説話的趣向など、古典歌舞伎的な要素を取り入れ、義太夫や下座音楽を用いて歌舞伎として構成し、さらに主役二人の芸風を活かすことも考慮に入れていた。

そして、「四の切」みたいな芝居にしたいと獅童さんがおっしゃり、それが一つの骨格をつくることになったとのこと。


演出・振付は、藤間勘十郎さんです。


ホントいいものを観させていただきました。

家人を誘ってもう一回観に行きたいなあ。


こういう歌舞伎だったら、子供にも見せたいですね。

実際、今日は、客席に子供の姿も見えましたよ~。

学校の歌舞伎鑑賞には最高の作品だと思います。

でも子供向けじゃないですよ。

大人も子供も楽しめて感動できる歌舞伎です。

よいお席はお早めに!



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2016年12月1日木曜日

博多座「二月花形歌舞伎」の配役発表


「男の花道」では、

明治座では中車さんが演じた土生役に、平岳大さん。

そうきたか。


劇中劇の人形遣いは、前回は壱くんでしたが、

今回は、隼人くんなのですね。


ああ、そうだった、私はあのとき初めて

舞台写真を買ってしまったのですが、

そのなかの一枚が、

壱くんと猿之助さんの人形振りのツーショットでした。




さてさて、

「雪之丞変化」は、

浪路役が一番気になるところですが、

再び梅丸くん。よかった~!!!

私は遠征しない予定なんですが、

行ける方、絶対にお見逃しなく!

梅丸くんのファンになること間違いありません!!!



そして、

軽業のお初も気になるところ。

こちらも名古屋と同じで米吉くん。

名古屋のときは、ふっくら加減が魅力でしたが、

今度はシャープになったお初ですね。

米吉くんのお初、とってもいいんです。

お見逃しなく!



平馬も、名古屋と同じ巳之助さん。

これも印象深かったお役です。

ところで巳之助さん、

エンドのとき、今回は毎回なんか違うことはしないと思いますが、

どうかしら???



一松斎は、名古屋と同じ門之助さん。

このお役、とーーーってもかっこよかったんですよね~。

門之助ファンの皆さん、お見逃しなく!



狐軒先生は、名古屋では右近さんが演じましたが、

今回は、平岳大さんなのですね。

出番は少ないですが存在感があるお役です。



むく犬の源次は、名古屋では萬太郎さんで、

とても合っていて、よかったです。

今回は弘太郎さんです。


愛之助さんの演じた菊之丞は、今回、猿弥さん。




いやあ、なんか、私の頭の中に、

鮮明によみがえってきましたよ、「雪之丞変化」が。


猿之助さんの雪之丞と梅丸くんの浪路

ほんと、ステキでした。


猿之助さんの月を背負った闇太郎もかっこいいんです。


さらに、宙乗りもあるんですもの!



いやあ、行きたくなっちゃうなあ~


博多座に行かれる方、どうぞお楽しみに!!!!!




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2016年11月28日月曜日

増上寺で玉三郎さんの「訊く」





日本舞踊協会主催のトークシリーズ「訊く」

ゲスト 玉三郎さん に行ってきました。


少し早めに行ってお席を確保してから、

お参りと境内の散策をしました。




仏足の上に小さなもみじ。




咲き始めた椿。



紅葉は上から染まっていくのですね。


トークは2時から4時までで。

前半1時間、休憩10分はさんで、後半50分間でした。




玉三郎さん、とってもすてきな方、チャーミングな方でした~。

生玉さまに清められた気がします。♪



どのお話も、うん、うん、と頷いて聞いていましたが、

一番、印象深かったのは、

「兼ねる役者」についての話。



兼ねる役者なんてもんは、余程じゃないとできない。

(だから、昔の役者は両方には手を出さなかった)

女形、立役、どちらかにしてほしい。

中途半端で両方やると「男女」になる。

昔は、言ってくれる人がいたが、今は、言ってくれる人がいない。

(だから今の役者は皆平気で両方に手を出して
 中途半端だということ)

立役が女役をやって裾を合わせられないようなら、

それは「仮役」。




もう一つ、なるほど、と思ったのが、

「まず型が入って、そこに心を入れる」

ということ。

凄く納得。



他のお話もしっかりメモしてきました。

大変勉強になりました。

ありがとうございました!



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2016年11月26日土曜日

市川猿珠さん&市川猿若さん新派へ


ワンピースで人魚役をなさった

市川猿珠さんが新派へ移籍なさるとのこと。→ 



師匠の春猿さんについて行かれるのですね。



来秋の演舞場でのワンピースの人魚役は

別の方がなさるのですね~。



ちょっとさみしいな。




そして、


市川猿若さんも新派へ移られるとのこと。→ 


猿若さんも師匠の春猿さんについて行かれるのですね。


ワンピースではフランキー役をなさった役者さんです。




春猿さんの他の二人のお弟子さんはどうなのかしら。


喜楽さんのアメブロがなくなっていました。




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2016年11月18日金曜日

新春浅草歌舞伎2017のチラシ/今週の日記


これまでとちょっと違う雰囲気。

幕末っぽいかな~。




松竹さん、梅丸くん推してきましたね。♪


来年は久々に浅草歌舞伎も行ってみようかなと思ってます。



●今週の日記●

巳&新悟の「いまじナイト」も、

巳の歌舞伎夜話も行けませんでしたが、

猿之助さんのLIFEは見ることができました。


所作の美しさにうっとり。

「あたし」っていうの、ハマってましたね。(笑)

家人には、「猿ちゃん、演技が上手いね」って褒められました。♪


邦楽ジョッキーを聞きました。

このところ毎週聞けてます。



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2016年11月15日火曜日

週刊ダイヤモンドの歌舞伎特集の記事


2016年9月24日号の週刊ダイヤモンドの記事のマイメモです。


・歌舞伎座は1889年に誕生

・2014年の観客動員数は101万人

・2014年の興行収入は98億円

・活躍する歌舞伎俳優の3人に1人が国立劇場の研修修了生

・明治座の歌舞伎公演は2011年に16年ぶりに復活

・衣装は倉庫に保管してある

・衣装は一ヶ月の間同じものを着るのでまめな手入れをしている

・歌舞伎座の興行収入の89%はチケット販売、11%が協賛金など

・支出の48%は出演料と制作費、15%が大道具などの舞台費用、37%が劇場運営費

・30代以下の観客数は4人に1人

・50代~70代の観客は50%

・10代~20代の観客は12%

・30代の観客は13%

・緞帳は一帳数千万円

・松竹の営業利益は42%が不動産、27%が演劇、27%が映像

・歌舞伎は今非常に盛況


この特集には、芝翫(橋之助)さん、猿之助さん、獅童さん、染五郎さん、藤十郎さん、雀右衛門さん、社長の迫本氏、副社長の安孫子氏、裏方さんたち のインタビューとグラビアも載ってます。



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2016年11月6日日曜日

成駒屋さん襲名「徹子の部屋」と週刊文春「この人に会いたい」


昨日は、

録画しておいた成駒屋さんの「徹子の部屋」を見て、


今日は、

週刊文春バックナンバーの

「阿川佐和子のこの人に会いたい」での

三田寛子さんとの対談を読みました。



対談に出てきた先代の七代目芝翫さんの話に感動しました。


成駒屋では、

児太郎 → 福助 → 芝翫→ 歌右衛門

というふうに上がっていくのが伝統。


しかーし、


先代の芝翫さんは松竹に何度も打診されても

歌右衛門襲名を断っていた、と。



先代の芝翫さんが亡くなる数カ月前に

その理由が明かされた。



それは、福助さんと橋之助という二人の息子

どちらにもトップに立ってほしいという願いと配慮からだった。




「それまでに芝翫の名前を歌右衛門に負けないくらい

大きくして死んでやるから」、と。



いい話じゃないですか!


初めて先代の芝翫さんの舞台を見た時、


この人、本当に男なの?!

どう見てもお婆さんに見えるし、声だって!!


と、本当に驚いたんですよ、



先代の芝翫さん好きでした。



三兄弟の、橋之助、福之助、歌之助

というお名前も先代の芝翫さんが

覚えやすいようにと考えておいてくださった、と。



そうか、福助の「福」、歌右衛門の「歌」ですもんね!

今ごろ気づきました、すみません。


徹子の部屋の中で、

歌之助くんが芝翫さんにそっくり! という話が出てきましたが、

おっとりした話し方なども確かに似てました。


これからずっと、

歌之助くんの役者としての成長を見ていくのが楽しみです~。



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2016年11月4日金曜日

「加賀鳶」幕見

二ヶ月ぶりの歌舞伎座です。




今月の祝い幕。

よいですね~!

マルチカラーは実物のほうが若干落ち着いた色でした。



いやあ、「加賀鳶」、

鳶の喧嘩があって私好みの江戸っ子の芝居に違いないと、

ぜんぜん予習なしで見にいったんです。


なんといっても、みっくん出るし、

それから、

成駒屋三兄弟も出るし、

猿三郎さんも出てるっていってたし、

ということもあって。



が、ちょいと予想と違っていました。

でも、面白かった。

幸四郎さん、秀太郎さん、梅玉さん、よかった~。



みっくんは、最初の一場しか出てこなくって、

鳶が花道に並んで七五調の名乗りをするんですが、

先頭が染ちゃんで、

次が成駒屋三男歌之助(なぜか一人だけ白塗り)、

三番目が松也くんで、みっくんは四番目、

その後が右近くん。

私の位置からはそこまでしか見えませんでした。


さらに、以上の五人も、その後の方々も、

どの方のセリフもよく聞き取れませんでした。(泣)

何だかよくわからないまま(笑)、名乗りが終わって全員舞台へ。



その後しばらくして、

その鳶たちが一斉にはっぴを畳み、

肩にかける場面が、かっこよかった~。

ささっと、畳むことができるのって、かっこいいですよね~。


そうこうしているうちに、鳶たち、いなくなってしまいました。



さて、次の場以降の大人の芝居はというと、

ああいうお役の秀太郎さんは初めて見ました。

色気たっぷり。

思いがけず秀太郎さんがたくさん見れてよかった~。


そして、幸四郎さん。

すごく悪役が似合いますね~。

ときたまコミカルなところがあるのが面白くって。


それから、梅玉さん、

意外にも鳶頭のお役がカッコよかった~。



幕切れが、

「え、これで終わっちゃうの!?!!」

って感じで、

児太郎くんの演じた娘はどうなったか、

連れ戻されて助けてもらえたらいいんだけど。

続きが見たい~って思いました。

【追記: 「歌舞伎見物のお供」を拝読したところ、
姪のおあさは逃げ出したが家には戻らず行方知れずで
道玄は女房が隠したとして縄で縛りあげた、
ということだったようです。どうして縄で縛られていたのか
お芝居見ていたときはよくわからなかったんですが、
今、わかりました。おあさ逃げ出せたんですね、よかった~。
一人だけ白塗りの謎も解けました。ありがとうございました。】


猿三郎さんのブログによると、

通しでやると5時間かかるそうなのですが、

全場見てみたいなあと思いました。


猿翁さんがなさったときは、

道玄と梅吉と、もう一役死神をなさり

大好評を得たとのこと。


ううーっ、

猿之助さんで、通しで見てみたくなりましたよ~

見たい、見たい~。


今回、梅吉と道玄を幸四郎さんがなさってますが、

私、梅吉が後に按摩になって道玄と名乗ったのかと、

同一人物なのかと、思っちゃいました。

が、別人だったんですね。


歌舞伎は一人何役もやることが多いから

ストーリーを知らずに見ると、

わけわからん。ってことになることもありますね。


今日は三階に高校生の団体さんがいましたが。


私も猿三郎さんのブログを読んで復習しましょ。

その猿三郎さんですが、

加賀鳶のどこにお出になっていたのか、

見つけることができませんでした。

残念。



あ、それと、今気づきましたが、

今月の興行は「大歌舞伎」ではなく「顔見世」だったのですね。


あと、名乗りの時にセリフが聞き取れなかった件ですが、

声ということに関していうならば、

鳶の中では右近くんの声が一番聞きやすかったです。


オメッティも鳶の中にいて、

左團次さんもいっしょに出られていたようですが、

すぐにいなくなっちゃいました。

贅沢。

さすが、襲名しかも顔見世興行だわいな。




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