2016年11月28日月曜日

増上寺で玉三郎さんの「訊く」





日本舞踊協会主催のトークシリーズ「訊く」

ゲスト 玉三郎さん に行ってきました。


少し早めに行ってお席を確保してから、

お参りと境内の散策をしました。




仏足の上に小さなもみじ。




咲き始めた椿。



紅葉は上から染まっていくのですね。


トークは2時から4時までで。

前半1時間、休憩10分はさんで、後半50分間でした。




玉三郎さん、とってもすてきな方、チャーミングな方でした~。

生玉さまに清められた気がします。♪



どのお話も、うん、うん、と頷いて聞いていましたが、

一番、印象深かったのは、

「兼ねる役者」についての話。



兼ねる役者なんてもんは、余程じゃないとできない。

(だから、昔の役者は両方には手を出さなかった)

女形、立役、どちらかにしてほしい。

中途半端で両方やると「男女」になる。

昔は、言ってくれる人がいたが、今は、言ってくれる人がいない。

(だから今の役者は皆平気で両方に手を出して
 中途半端だということ)

立役が女役をやって裾を合わせられないようなら、

それは「仮役」。




もう一つ、なるほど、と思ったのが、

「まず型が入って、そこに心を入れる」

ということ。

凄く納得。



他のお話もしっかりメモしてきました。

大変勉強になりました。

ありがとうございました!



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