2015年5月14日木曜日

ユニクロの謎の歌舞伎柄

猿之助さんが協力されている
ユニクロ X 松竹歌舞伎コラボの歌舞伎柄は、
いくつかの商品を除いて、 柄の説明が
店舗にも商品タグにも付いてなくて、
サイトにも見当たらないので、
よくわからない柄は自分で調べるしかありません。

せっかくなので調べてみることに。


これ、見慣れない、つなぎ柄なのですが、

上の四角は、「枡」?

かと思ったら、ブー。不正解。

「釘抜き」

でした。

座金(ざがね)を表しているそうで、

釘を抜く

九城(くき)を抜く(9つの城を陥落させる) 

ということで、戦いに勝つことを意味する
縁起のよい紋だそうです。


その座金につながっている下のものは、
何なんでしょう?
折り紙の風車のようにも見えますが。

ぜんぜんわかりません。

これは、

「組み合わせ枡」

 というものでした。

枡が二つ組み合わさっている紋とのこと。



増す

が二つで、

枡枡

増す増す

益々

こちらも縁起ものですね。


ということで、

その二つの縁起のよい紋がつながって、

益々勝つ!!

なるほど、そうだったのですか。


この柄のグッズはスルーでしたが、
こうして意味がわかると、欲しくなってきたかも?


小さいトートの他に、

大きいトートと、



Tシャツ、


それから、バンダナまでありましたよ。



ところで、

この柄は、歌舞伎の何の演目に出てくるのでしょう?


謎です。


ユニクロで歌舞伎の演目と柄の説明があるのは、

・「黒塚」の隈取り
・「車引」の松王丸の松
・「お祭り」の三つ猿の首抜き
・「身替座禅」の太郎冠者
・「茨木」の破れ松皮菱
・「天竺徳兵衛新噺」の三つ猿紋

これらの柄の説明はこちらのプレスリリースに。


それでは、本日の一言、

~意味を知っているのと知らないのとでは大違い~

でした。

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