待ちに待った二度目の「荒川の佐吉」!
しかも、
私にとって、これまでで最も舞台に近いお席!
(最前列じゃないですよ。戻り券で~す。)
わくわくわくわく ♪
佐吉、もう最高すぎました!
完璧です!
四代目!
あんまりよかったんで、筋書き買っちゃいました。
舞台写真付きバージョン。
観劇メモ(セリフは正確じゃありやせん)
■序幕第一場 茶屋の前
茶屋の前に腰掛ける海老蔵さん(成川)の後ろ姿、
ほぼ目の前に登場。
みっくん(辰五郎)、なんと表情豊かな!
佐吉、地べたに大の字。
~どうせ相場の安いときに買った命~
~蟹はまっすぐ歩いているつもりで
横に歩いているのかもしれねえ~
~強えもんが勝つんじゃなくて、勝ったもんが強えんだ~
佐吉と辰五郎で花道の引っ込み。
縁三郎さん、猿紫さん、笑野さん、男女蔵さん、段一郎さん、猿弥さん。
あ、今気がついた、猿弥さんの役名ワンピースと同じだ。
前回わからなかったのですが、
佐吉がお八重に惚れていたということが
辰五郎との会話でわかりました。
今日の猿之助さんのセリフまわしは、
とっても聞き取りやすい。
やっぱりこの人、裏切らないねえ~。
期待以上です。
■序幕第二場 仁兵衛の家
腕組みして腰掛けている門之助さん(清五郎)、
ほぼ目の前に登場。
米吉くん(お八重)美しい。
池上季実子に似てると思いました。
あっという間に殺されて出番終了の門之助さんw。
海老蔵さん、お能のような唄を口ずさみながら
(~花のーおー~)花道の引っ込み。
■二幕一場 落ちぶれた仁兵衛の粗末な家
お八重、ほぼ目の前で三味線生弾き。
男女蔵さんとお八重の会話の内容の意味がよくわからず。
昔ながらの効果音、本当に雨の音に聞こえます。
佐吉、雨よけの蓑にくるまって登場。
仁兵衛、赤子を抱いて登場。
佐吉、麻疹にかかった話で
この時点での佐吉はアラサーだということがわかった。
麻疹にかかったときの話、
いくらか省略されている気がする。
仁兵衛との会話で
仁兵衛は佐吉が昔こしらえたいかさまサイコロを
持って賭博場に行ったということがわかった。
■二幕二場 橋
夜に赤ん坊を抱いてあやして歩く佐吉。
なんと愛情深い佐吉でしょう。
いい場面、大好きです!
■三幕一場 辰五郎と佐吉と卯之吉が住む家
猿君(卯之吉)まっすぐ目の前に座って登場。
~千両のお金がたまるにはどれくらいかかるの?~
お団子を食べようとして食べるのをやめる辰五郎
あのお団子、本物?
本物だったら、後でみっくんが食べるのかしら?
辰五郎の生着替えと佐吉の花道で登場が同時で、
あっちを見たりこっちを見たり。
~毛が三本足りねえ~
~留守居~
~自分ってもんを考えはじめる年頃~
猿くん、凄いよ!
猿之助さん、巳之助さんと
対等に言葉のやり取りをしてるんですもん!
席を外してくれと言われて出て行くとこ、
みっくん、足速っ!
佐吉の啖呵がいい!
~そういう金持ち根性が大っ嫌えなんだ!~
(ここで一人のお客様が同意の大拍手!)
~お父っちゃん、大丈夫? 怪我はないかい?~
~捨て身になれば何だってできる~
~いや、心が決めるんだ~
~護符の意味が今初めてわかった~
辰五郎と佐吉の掛け合いもいい。
~聖天様~
■三幕二場 敵討ち
佐吉が段一郎さんをひっつかまえた姿で登場。
海老と猿の闘いがよいです~。
海老蔵さん目の前で倒れる。
■四幕一場 佐吉の二階家
パッと明るくなるこの場のセット大好き。
卯之助の着物、オモダカの首抜きで、
裾はキノシ。
辰五郎の着物と緑の組み合わせいい。
猿君とみっくん、目の前で宴会ごっこ。
中車(相模屋)が障子を開けた眺めのよいこと!
佐吉の語りに、場内ぐすん、ぐすん。
猿之助佐吉すばらしい。
■四幕二場 茶屋の前 花見
卯之吉と佐吉の別れの場面。
脇差を佐吉に渡す相模屋。
旅烏になる佐吉。
佐吉、花道の引っ込み。
いつまでも佐吉を見続ける辰五郎と卯之吉。
いつまでも花道の佐吉を見続ける私、
振り返って最後まで佐吉を見続けてたの
私だけだったような。なぜに?
とにかく佐吉が素晴らしくって、素晴らしくって。
セリフもとっても聞きやすくなっていたので
このお芝居のよさも、うーんと伝わりました。
「荒川の佐吉」は、四代目の当たり役になりましたね!
よいものを見させていただきました。
序幕一場は、座りなれない初めてのお席で
目のやり場に困ったり、ドキドキしたりしましたが、
だんだんと、お芝居に、佐吉に引き込まれていって
すっかり江戸時代にタイムスリップしていました。
本当に今日の佐吉、最高でした。
愛情がめいっぱい伝わってきました。
どうもありがとうございました~。
ひとまず今日のところはこの辺で。
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