2016年5月1日日曜日

ワンピースで体験したスーパー歌舞伎Ⅱの特色?




初めて私がスーパー歌舞伎を体験したのは、
四代目の襲名披露の「ヤマトタケル」。

三代目のスーパー歌舞伎は見たことがない。

次のスーパー歌舞伎体験は、
スーパー歌舞伎Ⅱ「空を刻む者」。

「空を刻む者」は大好きになって2回見ましたけど、

スーパー歌舞伎のこと、私は多くは知らない。

そして、知らないなりに、考えてみました。



スーパー歌舞伎Ⅱの魅力。
あるいは、ワンピースの魅力。


その一つは、


変化!


舞台は生もの。

その日の天気、
その日の空気、
役者さんの状態、
お客さんの状態、
その他もろもろによって、
舞台は変わるもの。

まさに一期一会。

スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピースは、
それらに加えて、

台本が変わった、
演者が変わった、
セリフが変わった、
場面が変わった、
衣装が変わった、
動きが変わった、
音楽が変わった、
尺が変わった、
メイクが変わった、

アドリブも入った、

あ、それと、チケットの値段も変わったw


もう、変わる、変わる!


こんなに変化し続けるお芝居ってあるかしら?


リピーターは、

あ、ここが変わった、あそこが変わった、

あ、良くなった、進化した、

ああ、前のほうが好みだった、とか、

違いを見つけるのが楽し~!!


しかーし、

四代目の核心はまったく、変わらず、ぶれてない。

目指しているものが変わってないから。

だから、私たちは、ある意味、安心して変化を楽しめる。


古典歌舞伎はどうだろう?

古典歌舞伎は変わらない。

だけど、

役者が変わる。

観客はそれを楽しむ。


あ、

古典歌舞伎とスーパー歌舞伎の違いを書こうとして、
共通点を見つけてしまいました。



変わらない安心感の中で、変化を楽しむ。




ワンピース、再演では、またいろいろ変えてくるに決まっててw

私たちは、それも、また楽しみにしてるんだな~ ふふふ。


再会までに、私自身も進化していたい!


頂上戦争で敗北を味わってから、
ルフィと麦わらの仲間が皆、
それぞれ別の場所で2年間修行を積んで、
もの凄く強くなって再会したように。


ちなみに、3代目の定義したスーパー歌舞伎の特色は、
3S = スピード、ストーリー、スペクタクル です。


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