初めて私がスーパー歌舞伎を体験したのは、
四代目の襲名披露の「ヤマトタケル」。
三代目のスーパー歌舞伎は見たことがない。
次のスーパー歌舞伎体験は、
スーパー歌舞伎Ⅱ「空を刻む者」。
「空を刻む者」は大好きになって2回見ましたけど、
スーパー歌舞伎のこと、私は多くは知らない。
そして、知らないなりに、考えてみました。
スーパー歌舞伎Ⅱの魅力。
あるいは、ワンピースの魅力。
その一つは、
変化!
舞台は生もの。
その日の天気、
その日の空気、
役者さんの状態、
お客さんの状態、
その他もろもろによって、
舞台は変わるもの。
まさに一期一会。
スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピースは、
それらに加えて、
台本が変わった、
演者が変わった、
セリフが変わった、
場面が変わった、
衣装が変わった、
動きが変わった、
音楽が変わった、
尺が変わった、
メイクが変わった、
アドリブも入った、
あ、それと、チケットの値段も変わったw
もう、変わる、変わる!
こんなに変化し続けるお芝居ってあるかしら?
リピーターは、
あ、ここが変わった、あそこが変わった、
あ、良くなった、進化した、
ああ、前のほうが好みだった、とか、
違いを見つけるのが楽し~!!
しかーし、
四代目の核心はまったく、変わらず、ぶれてない。
目指しているものが変わってないから。
だから、私たちは、ある意味、安心して変化を楽しめる。
古典歌舞伎はどうだろう?
古典歌舞伎は変わらない。
だけど、
役者が変わる。
観客はそれを楽しむ。
あ、
古典歌舞伎とスーパー歌舞伎の違いを書こうとして、
共通点を見つけてしまいました。
変わらない安心感の中で、変化を楽しむ。
ワンピース、再演では、またいろいろ変えてくるに決まっててw
私たちは、それも、また楽しみにしてるんだな~ ふふふ。
再会までに、私自身も進化していたい!
頂上戦争で敗北を味わってから、
ルフィと麦わらの仲間が皆、
それぞれ別の場所で2年間修行を積んで、
もの凄く強くなって再会したように。
ちなみに、3代目の定義したスーパー歌舞伎の特色は、
3S = スピード、ストーリー、スペクタクル です。
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