スーパー歌舞伎Ⅱワンピース 大千秋楽メモです。
博多座は初めて。
まさか自分が九州まで遠征に行くことになるなんて
思ってもいませんでした。ワンピース歌舞伎おそるべし！
マイレージを使っての、
羽田からエアーで現地入りだったのですが、
スケジュールの都合で、とんぼ返り。
それが難なくできちゃうのが博多座です！
博多空港から博多座まで地下鉄で１０分ほどなんですもの！
博多空港の立地、最高ですね。
博多座には開演１時間前に到着。
新橋や歌舞伎座では、
開演３０分前にならないと劇場に入れません。
しかーし！
博多座は１時間前から入れる～！
先にゆっくりお土産見たり、ドリンク飲んだりできちゃう。
博多座、わかってらっしゃる！
歌舞伎観劇の幕間や開演前の時間って
やることがたくさんあって、いつもあっという間だから、
開演１時間前から劇場に入れるのってとっても親切～！
東京の劇場もそうすればいいのに～。
売店の売り上げも上がると思いますよ～。
さて、ワンピース大千秋楽、大航海の始まりは
七之助さんのナレーションでした。
今日もここからホロリとしてしまいました。
音響が良い。サラウンド？ 映画館のようです。
さて、 第一幕が始まって、
猿三郎さんのディスコ、中央に登場。
４ヶ月に及んだ当オークション等々・・・
大千秋楽バージョンです。
人間奴隷、悪魔の実＆アンコウ魚人セットのオクからの～
猿珠さんのケイミー登場。大阪と同じ円形の水槽です。
で、欣弥さんのチャルロス中央からセリ上がって、
花道から麦わらの一味登場！
花道に並んでのセリフのところは、
２階の私のお席からは、巳之助ゾロまではギリギリ見えました。
チャルウソップがどっちがいいと聞いて。
春猿さんのナミと笑也さんのロビンが
「すーっとするほう」と言うところは、
言いまわしと振りが大阪とは変わってました。
ここ以外にも、
いくつか変わっているところがあったように思います。
あるいは、私が気づいてなかっただけなのか（？）
今ではすっかりマンガ「ワンピース」のストーリーをよく知る私は、
改めて、よくできた脚本だなあと思いました。
よくぞ原作の魅力そのままに、こんなに短くできたものだと。
弘太郎さんのはっちゃんがチャルロスに腕を切られて、
猿之助ルフィ登場。
猿之助ルフィは回を重ねるごとに
原作のルフィの明るさ度合いが増してます。
今回が天真爛漫度合いマックスでした～。
そして、麦わらの一味の名乗り。
歌舞伎らしい節回しの、大切な場面ですが、
ＢＧＭが大きすぎて、ちょっとうるさかった。
音楽なくてもよかったと思いました。
直也チョッパーの出のときは、
新橋で最初に見たときは、花道が明るくなった時点で
私はすっかり騙されて花道のほうを見てしまいました。
今日は、花道が明るくなった上に、
揚幕のほうから「こっちだよ～」という大きな声も聞こえてました。
海軍とのパネルを使った戦いの場は、
スピードアップして、さらにキレキレになってました。
麦わらの一味、みんな、カッコよかったです～！
マンガの原作がよくわかってから、
この場面、さらに大大好きになりました。
ゾロの決めポーズ、
サンジの高い位置でのキック、
しっかりと目に焼きつけました。
そして、皆バーソロミューくまに飛ばされて、
ルフィ、アマゾンリリーへ。
チャルさんのウソップの解説も見納めかと思うとさみしい。
マンガ読んで、ウソップとチャルさんのキャラって
似てるのかもって思いました。
アマゾンリリーでは、
喜昇さんのランと段之さんのエニシダ
いつ見てもよい。
喜昇さんの踊り上手だった～。
今回、改めて、段之さん、いい役者さんだなあって思いました。
ディスカバー段之！
大阪では「誰かに似てるでしょ？」的なセリフだったのた、
今日は、「マリリンモンローに」
とセリフの中でネタバレしちゃってました。
舞台が遠い３階席の人のためかな～（？）
ルフィのダンスの場面は
踊りのキレが、さらに増していて、
音楽がカッコいいロックになってました。
リニューアルした博多座の音響システムの良さから、
低音がズンズン響きましたよ～。
で、場面変わって、海軍の弘太郎さんの戦桃丸、
改めてマンガのキャラとそっくりだと思いました。
弘太郎さんも上手いですよね～。
今回は大阪のときよりも落ち着いた気持ちで見れたので、
最後、恋わずらいのハンコックの
真っ赤な衣装は、オープンになるまでの段階を、
じっくりと見ることができました。
ハンコックですが、髪型（乙女刈り）が、
コミックより歌舞伎版のほうがサイドのヘアが短い
ということに気づきました。
コミックに近づけてもう少し長くしたほうが
きれいなんじゃないかなと思うのですが、
どうかしら？
ハンコック幸子の最後は、
左右からおっきなクラッカー？
パン、パーン！
そして、銀のロングテープが～。
そのテープは一階の客席に落下。
あー、私が一階席だったら確実に
記念に１本ひろったな～。
話は前後しますが、
コミックを読み込んだ後に見るゾロは、
さらにカッコよく見えましたよ～。
黒い手ぬぐいを頭に巻く場面、
双眼鏡でしっかりと見させていただきました～。
ゾロなのに双眼鏡ごしに天風吹いてきてメロメロ。
巳之助ゾロ、しいて言うなら、
もうちょっと上半身に筋肉があるといいかな～。
注文つけてすみません。
十分カッコいいです。
再演でも、ゾロとボン・クレーはみっくん、
サンジは隼人君以外、考えられないです～。
開演前、舞台写真のコーナーに行って、
写真を買いたそうと思ったのですが、
残念なことに私が希望していたお写真はすべて売り切れ（泣）
巳之助さんのお写真、松竹座のときよりも種類が増えてました。
ワンピース歌舞伎の写真集出すといいと思うのですが、
どうですか？
出たら絶対買いますよね～。
そんなこんなで、一幕終了。
幕間で～す。
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