2017年4月29日土曜日

北鎌倉で喬太郎師匠


北鎌倉、カメラ持たずに行った。
そのほうが、かえってよかった。
ゆっくりできた。

初の喬太郎師匠です。
ワクワク。

「粗忽長屋」
死体を見て熊さんのだといって熊さんを連れてきて、お前が死んでるという話。

名人長二より「仏壇叩き」
職人の粋。カッコよかった。上手かった。でもちょっと怖かった。
円朝師匠の話。で黒紋付。

庭で待っている時に桜吹雪が舞った。
整理券配布の30分前に行けばまあOK。

円覚寺に行く前にいくつかのお寺へ。
あるお寺では牡丹に傘が差してあった。

駆け込み寺では茶会が開かれていたため、
それほど見れず。が、花とうぐいすに癒された。

評判の稲荷ずしは30分待ち。
私にはちょっと油っぽかったです。
でも食べられてよかった。


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2017年4月28日金曜日

「YJKT」


かっこいー!

見たら元気でた~!



見に行きたくなっちゃいました。

シネマ歌舞伎。


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2017年4月24日月曜日

ワンピース歌舞伎2017の新しい配役


わー、そう来るか!

エース 平岳大
シャンクス 平岳大
ナミ 坂東新悟

新悟ちゃん、がんばって食べてふっくらしないとね www

スペシャル舞台「麦わらの挑戦」
ルフィ 尾上右近
ハンコック 尾上右近

試演会的な日があるようです!



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2017年4月22日土曜日

左團次さん夫妻の「結婚したら人生劇変 ○○の妻たち-2017年4月3日」


見逃してしまったTV番組、
「結婚したら人生劇変-○○の妻たち」
左團次さんご夫妻の放送(2017年4月3日)を見ました。

左團次さんったら、結婚するまで、
もう一つの顔は隠しておいたのですね♪

左團次さんのお人柄、大好きです!
みんなに愛されている左團次さん、
末永く健康で、長生きして、舞台に立ってほしいです。


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2017年4月19日水曜日

志らく落語大全集2017年春


志らく師匠の落語大全集 
私としては二度目。

小さんリスペクトの巻
「鰻や」
「禁酒番屋」
「御神酒徳利」

鰻やは、裂く人がいなくて主人がなかなか鰻を出さない話。

御神酒では、二度目で牛乳を入れるところを間違えた。
三度目は三島に行くところから先は志らく師匠の創作。
インチキ易のいい話。



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2017年4月17日月曜日

玉三郎さんの四月後半の「今月のコメント」


帰国された玉三郎さんが
四月の「今月のコメント」を
追加してくださっていました。→ 

とても興味深い内容でした。
やっぱり玉三郎さんのものの見方、
私は好きだな。

イタリアでの感想については、
私も以前、ヨーロッパで同じことを感じました。
「キリスト教文化」ということです。

日本人は普段、自分たちの宗教観を意識していませんが、
八百万神と仏教の混合したもの。とてもおおらかな。

私はよく歌舞伎のお芝居の中にそれを感じます。
外国人と接することが多かったせいかもしれません。

八百万神というのは、
インドのヒンドゥー教でもそうで、
それぞれの人が自分の好む神様を崇めていると同時に
神は万物におわすので、万物に神を見る、という。

ところで、インドの「ラーマーヤナ」が
歌舞伎になったらいいなとたまに思います。
まさに歌舞伎にぴったりのストーリーだもの。


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2017年4月16日日曜日

四月大歌舞伎「醍醐の花見」


藤間勘十郎さん振付の「醍醐の花見」
今の季節にピッタリの演目です。

お気に入りの女性たち全員との花見なんて
秀吉さん、いいですね。www
鴈治郎さんも嬉しいのでは?
でも、実は全員男ですけどね。www

鴈治郎さん、歩き方で秀吉を表していたのがよかったです。

壱太郎くんは、お顔は綺麗でしたが、
夜の部の時も思ったんですけど、
身体の姿勢が気になりました。

下半身に対して上半身が後ろに反ってしまっていました。

夜の部では、女形特有の小柄にするために膝を曲げている
というのが見た目にわかってしまっていました。

もしかして、腰か背中か足かわかりませんが、
どこか痛めていてかばっているのかしら?

最後の悪霊はメイクでどなたかわかりませんでしたが、
松也さんでした。

他にも右團次さんをはじめ豪華メンバーでの
明るい舞台でした。



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2017年4月15日土曜日

四月大歌舞伎 リアルな「熊谷陣屋」


「熊谷陣屋」は四度目です。
これまですべて違う役者さんでした。
今回の「熊谷陣屋」は新鮮でした。

幸四郎さんの熊谷は、リアルというか、
ラテン系というか、現代的というか、
熱い熊谷で、わかりやすかったです。
これまでで一番、熊谷の気持ちに共感できました!

猿之助さんの相模、すごくよかったです!!!
こちらも、これまでで一番、相模の身になって
芝居を見ていました。

猿之助さんは高麗屋の舞台に出ることが多くなっていますが、
今日の相模では、特に、首を見た後、
幸四郎さんの熱さに合わせるような
演じ方をしていたように感じました。

幸四郎さんの熊谷、猿之助さんの相模、
どちらも私の好みでした。

それにしても、猿之助さん、
万野を終えてすぐに相模って、大変!
奴道成寺までの間、体を休められそうでよかったです。

染五郎さんの義経もよかったです。

さて、今日はアレ? と思ったところが
いくつかあったので記録しておきます。

一つは、熊谷が木戸を開けて中に入る前に
履物を脱いだこと。
木戸の中って室内という設定なんでしょうか???
謎です。

もう一つは、
息子は16才、現代でいうと高校一年生です。
そんな大きな息子を背負って歩けるの???
腰大丈夫? って、これは見るたびに思うのです。
左団次さん、とってもよかったです。
すごく、重そうでした。www

今日は土曜日だったせいか大向こうさんの声も
あちこちから聞こえてきました。
人数が多いのはよかったんですけど、
勘弁してほしい大向こうさんがいたんです。

最後の熊谷の引っ込みの時、
早々に「播磨屋!」って掛けた人がいて・・・
配役もろくに見ないで大向こう掛けてるんでしょうか。
出入り禁止にしてほしいレベル。

ほかの大向こうさんはそのタイミングではかけずに、
その後に、ほぼ一斉に掛けていました。

高麗屋!
高麗屋!
高麗屋!
高麗屋!
高麗屋!
高麗屋!
高麗屋!

このくらいの数が掛かってましたね。
きっと私と同じ気持ちだったのね。www


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四月大歌舞伎 「伊勢音頭恋寝刃」


「伊勢音頭」は二度目です。
前回は三年前で、玉三郎さんが見たくて行きました。

今回はそのお役を猿之助さんが演っていて、
猿之助さんが見たくて行きました。

ずいぶん違う印象を受けました。

玉三郎さんの万野は玉三郎さんだったし、
猿之助さんの万野は猿之助さんだった。
それぞれ個性で、どちらもよかったです。

前回の「伊勢音頭」では、
当時の橋之助さんのお鹿が強烈でした。
顔からしてバカボンみたいで、すごくオーバーアクションで。

萬次郎さんのお鹿は顔もアクションもおとなしめでした。
役者さんによってずいぶん違うのですね。

貢は、染五郎さんのほうがおっとりしていて、
殺しの時も、夢遊病のような、憑かれたような雰囲気で、
私はいいなあと思いました。
前回の勘九郎さんの貢は狂気を感じて怖かったです。

調べてみたら、しかし、どちらも仁左衛門型の
やわらか型なのだそう。

菊五郎型は見ていませんが、激しいようなので、
私は仁左衛門型が好みなのだと思います。

ネットでは、猿之助さんの万野が怖い!
というつぶやきをよく見かけていましたが、
私は特に怖くは感じませんでした。
猿之助さんらしいな、とは思いましたが。
中日も過ぎたので、だいぶ変わってきたのかしら。

猿之助さんの万野は、
切られる時の着物のコーデがとっても気に入りました。
格子(黒白の細かいギンガムチェック)の着物に
襦袢が浅葱で、帯が黒地に柿色。

あんまり気に入ったので、
舞台写真買おうかと思って見に行ったら、
全体に淡い色になっていて、
特に浅葱が薄いぼけた色になっていたので、
買いませんでした。実物は鮮やかな浅葱だったんです。

舞台写真って、カラー調整してるんですね。
舞台で見たときの色に極力近づけるようにしてほしいです。

玉三郎さんはどういうコーデだったのでしょう。
同じだったのかしら。記憶にないです。

その時の配役を見てみたら、
仲居千野 中村 小山三
料理人喜助 片岡 仁左衛門
とあって、記憶がよみがえってきました。

小山三さんの出で観客が沸いたっけなあ。

そんなこんなで、「伊勢音頭」は、
染五郎さんの貢も、猿之助さんの万野も好みでした。

ほかには、若手が数人出ていました。
隼人君の場はサービス(?)
米吉くん綺麗でした。

梅枝くんは、
お化粧した顔より素顔のほうがよく見えるので、
もったいないなあ、といつも思います。
もっとお化粧工夫したらどうかしら。

珍しく立役で出ていた秀太郎さん、
さらりとしていながら、味があって。
今回もすてきでした。

秀太郎さんっていいなっていつも思います。





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2017年4月14日金曜日

赤坂大歌舞伎「夢幻恋双紙 赤目の転生」



久しぶりに家人と観劇。

赤坂大歌舞伎は初めて。赤坂ACTシアターもです。
赤坂の地下鉄の駅から劇場までの階段が素敵でした。
今日は春らしいお天気で、桜の終わりも楽しめました。



お席は2階B席でしたが、
とってもよく見えました。


久しぶりの中村屋の定式幕。

さてさて、
ネタバレしたくないのでちょっとだけつづります。

まさか、こういうストーリーとは!

子供時代を演じる役者さんたち可愛かったです。
太郎たちが12才のとき、
歌は16、17、あるいは、18才くらいの設定でしょうか。

お芝居は歌舞伎っぽくはありませんでした。
これは確かに大向うかけられないですね。
場がないというか、間がないというか。

お話はいろいろ考えさせられました。

中村屋のお芝居に猿弥さんというのが新鮮でした。

亀蔵さんのお父さんが元気に生きていたのが受けました。

七之助さんは、お化粧のせいかしら、
いつものような美人ではありませんでした。
鶴松くんもそうだったので、もしかしてライトのせい?

勘九郎さんのふんどし姿がかっこよかったです。

これから御覧になる方はネットであれこれ検索せずに、
絶対に予備知識なしに見てくださいませね。

家人は中村兄弟、どんどん上手くなるね、と言ってました。♪


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2017年4月7日金曜日

四月大歌舞伎「傾城反魂香」「帯屋」「奴道成寺」


今日は、猿之助さんは華のある役者になったと思いました。

四月の夜の部は猿之助さんの「奴道成寺」
だけ幕見しようと思っていたのですが、
やっぱり四階は遠いので三階の前列で見ることに。

「吃又」は、以前、演舞場で、
吉右衛門さん、芝雀さん(現雀右衛門さん)で
見たことがあったのですが、調べてみたら7年前でした。

その時は、三階右のお席から、石が見えなくって!
ガーン!!!! でした。ww

今日は正面のお席だったので、バッチリ見えました。♪
満足です。もうこの演目に思い残すことはありません。www

もちろん、吉右衛門さんは素晴らしかったです。

本当のどもりのようでしたし。
演舞場の時よりも、本当のどもりの人に見えました。
花道で見張っている時の表情も、よかったな。

今年の浅草歌舞伎は行かなかったので、
所々、みっくんがどう演じたのか妄想したりもしました。

菊之助さんのおとくはお上品でした。

菊之助さんと吉右衛門さんの義理の親子関係が
とってもステキだなと思います。
お二人とも、真面目な方という印象があります。
真剣に教え、教わっている姿が目に浮かぶようです。

錦之助さんの修理之助、お若かった。
隼人君に似ていました。
私としては、錦之助さんは悪役、色悪のほうが好みです。
このお役は浅草では梅丸くん。

東蔵さんは、いつものように良かったです。
他に、又五郎さん、歌六さん。
先月の国立のまんまのメンバーです。

ところで、このお芝居、よくかかりますが、
私としては、一度見ればOKという感じなので、
どうして、よくかかるのか、謎です。

同じく、昼の部の「熊谷陣屋」も
しょっちゅうかかっている印象があるのですが、
年に一度は、いやそれ以上、見たくなるものなのでしょうか?
謎です。

私は、わざわざ「熊谷陣屋」を観にいったということはなく、
見たい演目といっしょにかかるので観ているといった具合です。
今回は猿之助さんが相模なので観にいきますけどね。


さて、次は「帯屋」、初見です。
ボンボンの不倫の話というのは、
私はわざわざお芝居で見たくもないんですけど、
江戸時代の人は好きですよね、この手の話。
どうしてかしら???

見た感想は、壱太郎さん演じる丁稚がよかった。
長台詞がとっても面白かったです!
あれも前髪、これも前髪、という。

染五郎さん、昼の部で意地悪されているからか、
夜の部では、意地悪し返し楽しそうです。

吉弥さん演じる義母おとせ、
嫌な継母ぶりがよかったですが、
箒で逆に叩かれるところは
見ていて気分がすっきりしましたよ~。
吉弥さんはお姫様系よりも、
こういうお役のほうがよいなと思いました。

長衛門に藤十郎さん、お絹に扇雀さん。
藤十郎さん、お若い!


さて、お待ちかね、「奴道成寺」。

まさしく、待ってました! です。

ぱっと、劇場の空気が変わりました。

所化は若手と澤瀉屋中心。
こちらも見どころたっぷり。

一人ちいちゃな所化龍生くん。
頑張ってました。

所化たちの袈裟は白と黒。
美しく見えました。

所化からの手ぬぐい撒きがあったので、
一階席でご観劇予定の方、
しっかりゲットしてくださいませ~。

さて、

猿之助さんの踊りはやっぱり最高でした。

双眼鏡で姿を追っていても、
すーーーっと頭がまっすぐに動くので、
こちらも支点をフィックスした状態で
双眼鏡を左右移動させればよいという。

それは、

頭が揺れない、ぶれないからです。

凄いことです。


しなやかな動き、
滑らかな、柔らかな手の動き。

当代一の踊り手だと思います。


澤瀉屋!


今日は大向うがいっぱいかかって、
とっても気持ちよかったです。

仕事帰りに幕見できますもんね!

ところで、猿之助さんの舞踊って
夜の部の打ち出しにかかることが多いですよね。
どうしてかしら。

「奴道成寺」は初見でしたが、
大変良いものを見させていただきました。

桜満開の背景も、まさに今にぴったりでした!

烏帽子、ぶっかえり、お面の踊り、鐘の前の立ち回り、
鐘の上から場内を見渡す目力。

今日は寝る前に脳内再生して
浸りたいと思います。

猿之助さんの「奴道成寺」、
どうぞお見逃しなく!


四月昼夜の劇評 → 


ホント三階まで気がバンバン伝わってきて、
元気をもらいました。
さあ、週末頑張るぞ~




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2017年4月3日月曜日

獅童さんの「趣味どきっ!」&中村屋の徹子の部屋


録画しておいた歌舞伎ものをまとめて見ました。


まず、獅童さんの「趣味どきっ!」シリーズ。

松王丸の拵えの解説を見て、
重い衣装で踊ったり、立ち回りしたりしているのって、
改めて凄いなあと思いました。

着付けするほうも着付けされるほうも、
力がないとだめですね。

歌舞伎座のバックステージも紹介していて、
わー、あんなふうになっているんだ、と。

それから、篠山紀信さんのベタぼめが面白かった。

そして、勘三郎さん、三津五郎さんとの
エピソードにじんときました。

「瞼の母」は見ていないので、
今度かかったら是非とも見たいです!

獅童さんの解説が優しくて、
人柄の良さがでていた番組でした。♪


お次は、中村屋の徹子の部屋。

勘太郎くん、長三郎くん、かわいい!!!!!

このVTRは永久保存版だわ。

子供ってすぐに大きくなっちゃうから。






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