真山青果のものを初めて見たのは
国立の「将軍江戸を去る」でした。
なんてセリフが多いんだろう!
この作家、よっぽと役者をいじめたいのか、
あるいは、
国立劇場の人、よっぽど役者をいじめたいのか、
と思っちゃいましたよ。
そして、寝落ちしてしまいました・・・
が、
昨年の夏にかかった「荒川の佐吉」は大好きになりました。
いいセリフがたくさんあったので、
台本見にいこうかなと思ったくらいです。
今回の「名君行状記」は、初見です。
前半はもっとすっきりさせたほうがよいと思いましたが、
後半は、よかったなあ。
セリフがよくって、これまた台本確認したくなりました。
人情と道理の話とか。
今度、松竹大谷図書館に行ってみよう。
そして、役者さんですが、
梅玉さん、これ当たり役じゃないですか!
私の中の梅玉さんの固定観念が壊されました!
「名君行状記」を見ると、
だから若い男って嫌よね~、
やぱり、大人の男よね!
って思っちゃいますね。w
そうそう、途中で気づいたんですが、
「名君行状記」、音楽がない!!!
音楽あったほうがいいな~。
絶対、あったほうがいい!
音が付くと、さらによくなると思います。
それと、舞台の両サイドの舞台装置(絵)が
斜めになっているのが、古典歌舞伎と違っていて新鮮でした。
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