よくTVで見ているようなのですが、
その旦那が、ワンピース歌舞伎を見てきました。
旦那は、歌舞伎自体は、何回か見たことがあって、
今年は、私のすすめた「怪談 牡丹燈籠」と「阿弖流為」を見てますが、
スーパー歌舞伎は初めてです。
で、ワンピース見て帰宅した旦那、いつもとテンションが違う!
いつになく興奮状態です!
すごーーーーーーーーく 良かったぁぁぁあ~!!!
と。
凄いーーーーーーーーー!
と。
今まで観た歌舞伎の中で一番よかったそうです。
(普通の歌舞伎と比べるのはどうかと思うが。)
アニメを見ているので(マンガは読んでいない)、
物語の背景がよーくわかっているから、
シーンとシーンの間に実は存在するドラマを知っていて
それを想いながら見たので、かえって感動したそうです。
そして、その背景が、
歌舞伎の手法でうまく説明されていた、と。
一番よかったのは何?
と聞いたら、
水!
だそうで、
そうですよね! あれ、ドバッ、ドサッと落ちてきますもんね!
とにかく、本水での立ち回りがすごいと思ったそうです。
そして、白ひげがよかった! と。
右近さんの威厳、存在感、すばらしかったですもんね~!
他のキャラの原画と同じコスチュームもよかったけれども、
白ひげの、歌舞伎風にアレンジした扮装がとても良かったそうです。
猿之助さんのルフィも、どこかで、あるいは最後に
ザ歌舞伎の扮装で(隈取りしたり)登場したらよかったな、
と言ってました。
フライヤーのルフィは歌舞伎の格好してますけど、
それと同じ格好で猿之助さんが出てきてほしいな~とのことです。
この扮装 ↓
あるいは、これ ↓
ああ、確かにそうかも~。
とにかく、
ワンピースファンだったら、絶対、ワンピース歌舞伎、感動する!
と言ってました。
そうなんだ~。私は原作と違うとこで、ファンは引くかなと
思ったりもしてんたんけど、そうじゃないんですね~。
たとえば、監獄の島は、原作では、実は地下が何層にもなっていて、
一層ごとに敵を倒しながら、最下層のエースを救いに行くという
設定になっているそうです。
最後に出てくる、かわいい顔のついた船は、
物凄く大切な、意味のある船で、
麦わらの一味の一人が作った船だそうで、
その船が最後に登場したのには感激したそうです。
えー、そうなんだ。
あの船、かわいいだけの船じゃなかったんだ~。
カテコでは、猿之助さんが早替わりで登場したり、
最後に全員の乗ったセリが下がって終わったとか。
あれ、そうだったっけ???
私が観たときとは違っているような。
初日から30分近くも短くなっているので、
きっとカテコ以外にもいろいろ変わっていて
スッキリとした、さらに冴えた舞台になっているのでしょう。
やっぱり、進化を見るには
千秋楽の前にもう一回くらい見たいかも。。。
そして、きっと、大阪ではまた進化し、
博多ではさらに進化していくのでしょうね。
そうそう、お客さんが、いつもの歌舞伎のときとは
だいぶ違っていたそうです。
この日はワンピースファンが多かったんじゃないかな。
なので(?)幕間のときに廊下のイスに座ってお弁当食べようと思ったら、
普通の歌舞伎のときは、速攻でイス取りしないといけないのが、
ワンピースではイスに座る人が少なくて、楽に座れたと言ってました。(笑)
この日も大向こうさんはいなかったそうです。
残念。
大向こうが入ると、歌舞伎っぽさが倍になると思うのです。
誰か、出番待ちの役者さんなどが、
三階の後ろから大向こうかけてくれないかな~。
そんなこんなで、ワンピース歌舞伎の話で大いに盛り上がりました~。
旦那は、記念に、落ちてきた紙吹雪までお持ち帰りしてきまして、
あー、まるで私のようだわ~w ♪
にほんブログ村ランキング