夜の部に行ってきました。
今月の歌舞伎座は昼夜大入りで、
特に夜の部は大賑わいですね。
仁左衛門さんの助六、見ておきたいですもんね。
印象深かったことだけさらりと。
「宮島のだんまり」
はーい、これは隼人くん、みっくんを
双眼鏡で追わせていただきました。
鶴松くんも出ていました。
隼人くん、どんどん大きくなっているなと
嬉しくなりましたよ。
衣装の色合いがきれいで。
あのブルー大好きです。
「吉野山」
玉三郎さんと勘九郎さんです。
美男美女です。
沢瀉屋のものと結構違ってるんだなー
というのがざっくりマイ感想。
「助六」
並び傾城の芝のぶさんがよくって。
芝のぶ!
と大向こうしたかったです!
美しいし、セリフも存在感も。
群を抜いていました!
それから、
やじゅさんの通人!
泣きました。
花道で、泣かせようとしてるわけじゃ
ないんですが、心に染みた。
花道の前も全部いい感じでした。
いい人の通人。
髭の意休は左團次さんとは
またずいぶん印象が違って。
とっても威厳のある意休。
プライドが高そうな意休。
社会的地位が高そうな意休。
意休の着ていた茶に青の衣装の色が
それはそれは美しくって!
ああ、なんて素晴らしいんでしょう
日本の色、そして配色。
この衣装で大金持ち感がよーく
表れていました。
仁左衛門さんの助六は、なんというか、
人間味がありました。ほんとにいそうな感じ。
そして、勘九郎さん、
吉野山とは打って変わって
ほのぼの。
七之助さんの揚巻は、
若くて綺麗で芯の通った揚巻さんでした。
揚巻の拵えはお家によって
少し変わるのかしら?
要チェック。
それから、
玉三郎さんの母。
すごく、印象深くって!!!
夜叉王のときに猿之助さんが長女の役を
なさった時にも感じたことですが、
こういう役って、演じる人で
ものすごく印象が変わる!
もちろん吉野山の玉三郎さんは
素敵でしたが、なんか、この母役が
とてもいいなあと思った夜の部でした。
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